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人生の後半を楽しく生きる

一泊3万円のベッド代

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キートルーダの副作用で間接性肺炎になってしまったパパさんは、少し動くだけでも、酸素量が減ってしまいます。

トイレに行くときも、動いたあとは、必ず看護婦さんに声をかけて酸素量を調整してもらうという生活が始まりました。

入院が決まった日、入院しなければならないのですが問題が起きました。

「空いているベッドがない」のです。

ベッド代無料の病室は、いっぱいで、3000円のお部屋も5000円のお部屋も空きがない。

看護婦さんが申し訳なさそうな表情で言います。

「今、空きのベッドがなくて、一泊3万円のお部屋しか空いてないのですが、大丈夫でしょうか?」

が、が、が、が~~~~~~~~~~~~~ん!!!!!

え~~~無理!無理!無理!ぜ~~~~~~~ったいに無理!

と、心の中では思いましたが、苦しむパパさんを目の前にしてNOとは言えません。

「では、空き次第、移していただけますか?」

「はい。3万円のお部屋は希望の部屋ではないということで、空きのベッドが出たら、そちらへ移りますが、いつになるとお約束はできません」

お金ないけど、パパさんの命には、代えられません。

パパさんはその日、一泊3万円のお部屋へ入院することになったのです。

個室での生活

3万円のベッドって、どんな部屋?!

病室は建物の最上階。

もちろん個室で、ソファーがあって、病室からの眺めも良くて、快適な入院生活が過ごせそうなお部屋でした。

食事も、内容は、一般のお部屋のメニューと同じですが、食材を入れてある容器が違い、高級感があります。

いわゆるVIP対応のお部屋です。

お蔭様で、入院生活は快適に過ごすことができそうですが、心配なのはベッド差額代。

こちらは、保険適用にならないので、実費で支払わなければなりません。

1日経ち、2日経ち。。。

仕事をしていても、支払いのことが気になって生きた心地がしませんでした。

3日目。私の一か月分のお給料はベッド代だけで消えます。もうこれ以上は支払えないと思い、病院のベッドご担当の方に相談しました。

「住宅ローンも待っていただいてる状態なので、これ以上は厳しいです。」

ベッドご担当の責任者の男性は答えます。

「毎日、ベッド会議というものに、かけているのですが。。。お支払いが厳しいということはわかりました。予約でいっぱいの状況ですが、急に退院が決まるケースもあるので、各お部屋から連絡が入り次第、移れるように致します」

はぁ。。。やっぱりまだ空き待ちかぁ。。

私はパパさんの病室へ戻り、洗濯物やら、身の回りのお世話をしたあと、飲み物を買いに病院内になる売店へ行きました。

私が病室へ戻ると、パパさんが、「今、病室管理の責任者の人が来たよ。」と言います。

私は、帰りがけに事務の受付けに寄ると、ベッド責任者の男性が急いで近寄って来ました。

「たった今、連絡が入って、一泊3000円のお部屋に空きが出そうです。移ることが決まったら、ご主人に伝えますね」

あぁ~~~~~~~良かったぁ。。。

これで、今夜から安心して眠れそうです。

入院。病気の心配だけでなく、お金の心配もついてきますね。

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