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人生の後半を楽しく生きる

キイトルーダ投与

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放射線治療の後、一カ月ほど自宅療養をしていたパパさん。

自宅療養中は、「デカドロン」という脳の圧迫を抑えるホルモン薬を処方されて服用していました。

これは、治療後、体力や食欲が落ちないように「元気が出る」効果もあるお薬のようです。

パパさん、どちらかと言うと食が細い方だったのですが、お薬のお蔭か、自宅療養中は、びっくりするほどの食欲!!

三回の食事の他に、アイスクリームや菓子パンやチョコレート等、驚くほど食べるようになりました。

特に、夜中の二時半頃になるとお腹が空くのか、むっくり起きてきて、冷凍庫から棒アイス3本くらい一気に食べます。そんなことが毎日続くのです。

さすがにこちらも心配になってきます。

食欲コントロール中枢がどうかなっちゃっているのかしら。。。

放射線治療後の最初の外来

異常なくらい食欲旺盛な毎日が続くので、体重もいつの間にか58キロから65キロへ!!!

パパさん、身長が180くらいあるので、65キロでも全く問題はないのですが、学生時代から60キロ前後をキープしていたパパさんにとって、こんなに体重が増えたのは生まれて初めての体験みたいです。

放射線治療後、最初の外来のときに主治医の先生に相談してみると

「そろそろデカドロンは止めても良いかもしれませんね」とのことで、その日からデカドロンの服用は中止になりました。

次の日は特に変化はなかったのですが、デカドロンを止めて二日後から、原因不明の発熱!

それから2週間くらい38度以上の高熱が続きました。

最初は、インフルエンザ感染かと思い、近くの内科で検査してもらいましたが、インフルエンザ反応はありませんでした。

薬の影響かどうか未だにわかりませんが、デカドロンという薬は急にピタッと切ると、副作用が出ることもあるようです。

発熱してから一週間後に、「キイトルーダ」の一泊二日の治療が予定されていました。

その日も、まだ熱がありましたが、ドクター曰く「感染症の熱でなければ、抗がん剤治療は問題なし」とのことで、予定どおり、一泊二日のキイトルーダ投与の治療を実施することになりました。

キトルーダ投与一泊二日の入院

入院が決まって、夕方からいよいよキイトルーダの投与治療が実施されます。

投与は、点滴で約30分。

あっと言う間に終わって、無事退院。次の投与は外来で、三週間後。。。

というはずだったのですが。。。

投与した日の夜、熱が40度を超える高熱!

そして、次の日私が病院へ行くと、首のあたりに赤い発疹ができていました。

こんな状態では退院は無理。と思っていましたが、血液検査の結果、問題なしとのことで退院になりました。

家に、帰って来ても、高熱に加え、発疹が、足にもお腹にも出てきて、素人の私はどうしたら良いのか、おろおろするばかり。もう一晩、せめて熱が下がるまで入院させてほしいと頼みましたが、熱くらいだと入院は無理みたいでした。

その代わり、ロキソニンという解熱、痛み止め等のお薬を出していただき、高熱が出てはロキソニンを飲んで、一時的に解熱。薬が切れるとまた高熱と頭痛。ということを繰り返していました。

3日経っても状態が同じ状態でしたので、病院へ連れて行こうと試みましたが、パパさんは「また4日後に外来で病院の予約が入っているから大丈夫」と言います。

本人がそう言うなら仕方ありません。

長期入院へ

そして、キイトルーダ投与後、初めての外来を受診するため、病院へ行きました。

パパさんひとりでは、とても心配なので私も仕事をお休みして、付き添うことにしました。

駐車場から病院までの間にゆるい上り坂があるのですが、その坂を上がりきるのがやっとのパパさん。

少し歩くと疲れてしまうようで、病院の出入り口にたどり着く前に頭を抱えて、立ち止まってしまいました。

これは、ただ事じゃない。。

私は、車いすを借りてパパさんを座らせると、症状を看護婦さんに伝えました。

まだ熱も続いていたため、急遽、処置室のベッドで休むことになりました。

パパさんは、心電図や酸素量を測りながらベッドに横になりました。

看護婦さんが、酸素量を調整しています。

「まだ90にならない」

と言いながら酸素吸入のメモリを少しづつ上げていきます。

90という数字に達すると、「じゃあ、これで。このままお待ちくださいね」と微笑みました。

30分。。もっと経った頃でしょうか。

ドクターが来られました。

「酸素量が少ないです。酸素量が少ないということは、肺か心臓です。頭痛も続いているということなので、MRIと、レントゲン検査をしましょう」

パパさんは、体内の酸素量を調整してもらい、少し落ち着いてきました。

ドクターの指示に従い、検査をした結果、なんと間質性肺炎になっているとのこと。

一番恐れていた副作用が出てしまったようです。

ドクターは、冷静かつ神妙な表情で説明し始めました。

「長期入院になります。キイトルーダ投与のよる副作用だと思われます。肺全体に間質性肺炎の症状が出ています。脳の検査結果は、浮腫みによるものと思われます。ステロイド投与していきましょう。」

「先生。。一番、恐れていた副作用が出たということですか?」

パパさんが静かに聞きました。

ドクターは首を縦に振りました。

パパさんは、涙声で聞きます。

「先生、余命はどのくらいでしょうか?」

「今までは、何もしなければ余命半年。治療して1年と言われていました。ただ、副作用が出る人は、薬も効きやすい人です。今は良い薬が出来ていますから、それはわかりません」

先生が去ったあと、私たちはしばらく言葉がでませんでした。

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