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人生の後半を楽しく生きる

大腿骨頭壊死症

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脳に転移癌が見つかった頃から、時々足を痛がるパパさん。

最初は、筋トレしたから?変な寝方したから?年齢的なもの?

原因がわからず、まぁ、すぐ治る一時的なものだろうと思っていました。

しかしながら、一向に回復に向かう兆しがなく、呼吸器外科の診察のとき、何気に「最近足が痛いんですよね。。。」と主治医に伝えました。

すると、先生の顔色が変わり

「足が痛い…足のMRIを今すぐ撮ってみましょう」と言うのです。

「今からですか?」

「はい。今、係りに連絡しますので。それから、移動は病院の車椅子を使うようにしてください。」

「く、車椅子ですか?」

私たちは、何が何だかわからず、腑に落ちないまま主治医の言う通り、病院の車椅子を借りて、MRI撮影を済ませました。

再び主治医のところへ行くと、先生は画像を見ながら

「ああ、やっぱり。大腿骨頭壊死症ですね」

と言いました。

「大腿骨頭壊死??」

何ですか?それ?

聞き慣れない病名に戸惑いました。

大腿骨頭壊死症とは、大腿骨の一部が壊死してしまうもので、以前、間質性肺炎になったとき、大量のステロイドを投与したことによる副作用だと言われました。

壊死した部分は治ることはなく、そこが潰れないように、負担をかけないように、とのことでした。

「明日、整形外科の診察を受けてください。とにかく、今日は車椅子で。病院内に介護ショップがあり、そこで車椅子のレンタルもしています。杖や車椅子を使って、足に極力負担をかけないように。」

「先生、自宅は寝室が2階にあり、階段の上り下りをしなくてはなりませんが、大丈夫でしょうか?」

「いえ、階段は危険です。今日は、ひとまず1階に寝るようにしてください。明日、整形外科の先生の指示に従ってください」

階段の上り下りもダメ?

え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!

そんなに重篤な状態なの?

いろんなところに、副作用がでま出ます。いつ、何が起こるかわかりません。

松葉杖と車椅子生活

次の日、整形外科の診察を受けました。

主に右足大腿骨部が大きく壊死しているようです。壊死た部分は元には戻らないため、痛みが酷いようなら人工関節を入れる手術という方法もあるようです。

ですが、手術は全身麻酔をするため、体に大きな負担がかかります。間質性肺炎になったことのあるパパさん。足にも血栓ができて肺に飛び、呼吸が止まるかもしれない生死の間をさまよう体験もしているパパさん。さらに、脳にも癌転移があったので、総合的に判断して、全身麻酔を使って体に大きな負担をかける手術は、リスクが大き過ぎるようです。

まずは、足に負担をかけない生活をするように、とのことでした。

院内の介護ショップで車椅子と松葉杖を借りました。

今日から、車椅子生活です。

病院の駐車場までの坂道も車椅子で移動します。

本人は勿論のこと。車椅子を押す私も汗だくです(笑)

全力で車椅子を支えながら、安全に駐車場に向かうことに一点集中です。

トイレに行くときも、慣れない車椅子で車いす用のトイレへ向かいます。専用のトイレがない場所もあります。そのようなときは、トイレの前で車椅子を降りて、松葉杖を使います。

今まで当たり前のようにできていた一つ一つの動作に時間がかかり、大きな労力を遣います。

外では車椅子。自宅では車椅子で移動するほど広くないので、松葉杖を使って、極力、右足に負担をかけないように気を遣いました。

右足に負担をかけたくない場合、右側に松葉杖を持つのではなく、反対の左側に松葉杖を持つと良いと聞きました。階段の上り下りも、しないわけにいかないので、松葉杖と手すりを使って、ゆっくりゆっくり移動します。

そんな生活を2週間も続けると、ほとほと疲れてしまい、パパさんは人工関節の手術を意識するようになっていきました。

傷病手当金が支給されている間は生活がなんとかなるとしても、一年半経てば、支給も終了となります。そうなれば、すぐに仕事復帰しなければなりません。

足が不自由でもなんとかなる?横浜の職場へ通勤するにもやっとでしょう。本人も、不安いっぱいだったと思います。

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